直線上に配置
 新しい農業の形
直線上に配置
 
「チャレンジ」とは 腐植前駆物質水溶液「リードアップ」 を利用した方策の総称である

 事象報告7-3-3 田

2010年度米比較

左 チャレンジ1年目       右 自然栽培6年目

場所的には間に一枚の田があるだけの同じ環境です。

九州熊本ではジャンボタニシの被害を受けます。
その被害を小さくするには浅水管理が有効です。
浅水管理には物理的に田が均平になっていれば出来るのですが
それはなかなか難しいものです。

この比較はジャンボタニシによる被害の程度を見せている写真です。
左はそれまでは慣行で前年は右と同じようにジャンボタニシの被害がありました。
腐植前駆物質リードアップを100cc/反使用しましたところ
水の入口付近のみの被害でそれ以外は皆無でした。

右は自然栽培に向かって6年目の田です。
良く見ないと判らないでしょうが、手前の空いているところは被害にあったところで
水の入口です。
問題はその先に見えるちょっと暗い色合いのところです。
ここはジャンボタニシの被害にあって、手作業で補植したとこです。
7月はほとんどその作業でとられてしまって何もできません。

6年かけて自然栽培でやってきても土が十分に出来ているとは言えないのです。
十分に出来ているのならばこんなに被害に合わないはずです。

6年でもまだまだなのかなあ〜って思っていても
1年目でリードアップをちょっと使うだけで土が一気に良くなり
それが苗に影響を与えて元気になり、タニシに食べられない状態を作り出しているのです。

これは環境物質である腐植前駆物質が自然のいい状態に導いたからであると分析しています。
本来ならば自然の中でそういう状態が生まれてくるはずなのですが
それに時間がかかっているものと思われます。

腐植前駆物質は有機物から土に変化する過程のものですから
自然の中にいくらでも存在するのですが、それが有効に働く状態に無いのではないかと思います。

実績は1年目の田は7俵/反で6年目は5俵/反でした。


 

boss★sizensaibai.com
直線上に配置