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 新しい農業の形
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「チャレンジ」とは 腐植前駆物質水溶液「リードアップ」 を利用した方策の総称である

 7-2チャレンジ自然栽培 手順1

 手順1 畑
チャレンジ自然栽培への実践的手順を書いておく。
チャレンジ自然栽培に向かう前の土の状態によってその状対応が変わってくるので、前提条件を並べた上での手順となる。

前提条件1
慣行農法からの移行。それまでの生産方法は肥料農薬を豊富に使って生産していた。露地。
その場合、肥料がどういうものを使っていたかによる土の疲弊度が問題である。
そしてどのくらいの農薬を使っていたかによっても対応が変わってくるものと思われる。
いずれもおそらく計測できるものが無いので、記憶と土の状態をかんがみる程度の事しかできない。

目標
自然の循環をもって、肥料農薬に頼らない生産方法に対応できる土にする。

対応
どういう肥料を使っていたかの情報もわからないであろうから、一度代表的な部分の土を掘ってみる。
土の組成で違いがあろうと思われるが、耕盤が出来ていることが多い。
そこに不必要残留物質が残っていることがある。これは塩基の形で残っているのであれば腐植前駆物質水溶液「リードアップ」で消すことが可能である。
リードアップの基本的使用要領は0.1cc/m2とし、特別な状態でない水で適当に希釈して使う。
1反に100ccとし、広さに合わせた十分に行き届く水の量にて希釈したものを撒く。
土の痛みが激しいと思われるのであれば、1反に200ccとすれば効果が目に見えてくるようである。

腐植前駆物質の効果はは有機物を土に変えていく時点でキレート構造を作ることによりみることが出来る。
そのキレートが出来てくることが土を変化させる要因であるため、その場に有機物が存在し、土壌菌が棲息していることが条件となる。土壌菌が腐植前駆物質によりフェノール系に誘導されればよい。

後は普通に生産活動に入ってよい。
土が次第に柔らかい状態に変化し、生産物も良好な状態になっていく。
この時点で何かしらの害が発生するようであれば、さらにリードアップを撒く。

後は出来るだけ連作で生産活動をすることで、その作物に合う土に変化していく。

移行中での生産物
不必要残留物質はキレートに取り込まれていき、必要な時点で生産物に供給される養分となる。
その進行が進んでいない時には生産物にエグミ等が発生することもある。
土壌菌がフェノール系に誘導されるとそれは伝播して広がっていくが、そこにはやや時間がかかることもあるようである。
その時間はどのくらいで進行するかはもともとの土壌に状態によって違ってくるようである。

一度リードアップを使えば、マイナス要因が入り込まなければ次第に土は作られていく。
その場合、土壌菌の活躍が必要不可欠なので、有機物が必要となる。
それは何かしらの生産物を入れておけば、その生産物による光合成にての根という形または残留物で供給される。
土が出来上がるまでにどのくらいの時間が必要であるかは検証中なので良く判っていない。
時間的な余裕が無ければ200cc/反を蒔き、早く土を変化させるか
数回の使用により効果を進行させることが有効と思われる。

マイナス要因とは土壌菌の活躍を制止させるもの。
農薬を撒く、極端な気象の変化、土壌に合わない菌の投入などである。
人の手が入る以上、マイナス要因はありえるので、そこにいる土壌菌を非フェノール系に変化させないことが重要である。
土壌菌がフェノール系に固定されれば土はいい状態を保つのである。

 

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