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 新しい農業の形
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「チャレンジ」とは 腐植前駆物質水溶液「リードアップ」 を利用した方策の総称である

 7-1チャレンジ自然栽培

 チャレンジ自然栽培への取り組み方
チャレンジとは、環境物質である腐植前駆物質を活用する方策である。
そしてチャレンジ自然栽培は、自然栽培に向けての土を作るためにチャレンジを活用していく。
自然栽培という括りを考えての挑戦でもあるが、本来はそういう括りなど必要無いかもしれない。
それは腐植前駆物質自体が自然の循環の重要な働きをしていることから、自然を取り込むという事になるからである。
しかし、現在の流れは循環を理解できないままの「何も使わないという事だけにこだわった自然栽培」という流れである。はたしてその自然栽培がいいのかどうかの検証も必要であるのだが、その自然栽培というカテゴリーから進化してきた私にとってはやはり自然栽培という括りにはこだわりたいと考えている。

チャレンジを活用することで自然栽培への道がぐっと近くなる。
行き着くところは、循環を見据えた何も使わない状態での健康な土の維持であり、そこから生産される健康に貢献できる作物の生産である。

その為には土とはどういうものなのかの理解が必要であり、それはどうすれば理解できるのか?そしてそこのメカニズムはどうなっているのかの理解が必要である。
それは今の時点では土壌生成理論以外に説明できるものは無い。
自然農で伝えられてきたものはあまりに抽象的で、そこのメカニズムの解明など皆無に等しいのである。
いろんな論はあるのであるが、そこには「たまたま出来た事」の伝承でしかない。
メカニズム的な話になれば慣行農法の方がより具体的な方策を持っていると言えよう。

多くの検証から生まれた土壌生成理論によると、同じ条件では誰でも同じ結果を得ることが出来る。
自然界では、同じ条件という事がありえないので個々の条件に応じた対策が必要であり、それが技術のネックとなっていた。それを大きな括りでの見方をすることにより、大勢の方向性を見出すことが出来、対応策が立てられるのである。

慣行農法での効率を維持しながら、その生産物が健康に貢献できるようなものであるためには自然の循環から生まれたものにすべきである。それば自然の循環を理解出来なければその目標は達せられない。まずは自然の循環を理解することから始まるのである。
自然とは、生物にとっての条件は、太陽の光、自然の水、自然の大気、そして自然の土である。
それに加わるのは、人を含めた有機物の存在である。
その関係が解明されてこそ、自然の循環を見つけることが出来るようになる。

チャレンジは土壌生成理論に則り、その循環の大枠を形にしたものである。
そこには自然の流れが理論として説明してあり、そのカギになるものは腐植前駆物質なのである。

いわば腐植前駆物質を使いきれることこそ、自然栽培の奥義になるのである。

「何も使わないという事だけにこだわった自然栽培」にこだわるのは個人の自由であり、それに意見するつもりもない。
農を業として考えるのならば、効率も必要であり、その中身の検証も必要である。
個人差の大きい感覚だけで向かうには、リスクが大きいのではないかと思える。
技術を技術と認め、そこから感覚を用いれば良い。

進んだ技術を否定するのは簡単だが、そこに生産性はあるのだろうか?
ましてや、自然の循環に関わる話を「単なる思い込み」で切り離すようなことは避けたいものである。

自然を感じることからチャレンジは始まる。
その感覚をいかに理論だてて繋げていくか、そして結果を出していくかがチャレンジ自然栽培の求めるところである。

本当に大事なものは何なのか?
よくよく考えてみてほしいのだ。

 

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