現在、世界的に腐植学界などで腐植の効能についての研究がされているが、その機能の原理が不明であったために資源の活用がわずかな分野でなされてきただけである。
例えばある地方の"腐植"は神経痛に効果があるとか、また別の地方の"腐植"は動植物の生育を促進 する、などであったが、"腐植"一般がそのような効を示さないために、ほとんどが未利用のまま放置されてきたのである。
しかしながら、国際腐植物質学会(IHSS)や日本腐植物質学会(JHSS)などでも"腐植"が 多機能であることは多くの研究者が認めており、腐植の構造や組成が複雑なため研究の歴史も浅く、今でも調査研究が続けられている。
有機物の腐植への変化
@有機物の腐植に変化する過程物質を"腐植"から抽出すると、これらの抽出物質は上記"腐植"の機能とされる諸効果を顕著に示します。
この物質を"腐植前駆物質"と呼んでいます。
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